自衛隊員が食べるご飯の種類
自衛隊のご飯は大きく分けて、
・駐屯地や艦内で食べるご飯
・野外で食べるご飯
の2種類に大別されます。
ここでは、野外で食べるご飯に焦点を絞って解説します。
野外での食事は
・戦闘糧食(レーション)
・野外炊事
に分けられます。
戦闘糧食(レーション)
1型 缶飯 陸海空共通 3年保存
2型 パック飯 陸自専用 1年保存 21献立
戦闘糧食1型 人気ランキング
1位 赤飯 まぐろ味付け コーンドミートベジタブル
2位 とり飯 鱒野菜煮 たくあん漬
3位 乾パン オレンジスプレッド ソーセージ のセット
戦闘糧食2型 人気ランキング
1位 中華風肉団子 五目炒飯 白飯 中華風わかめスープ 大根キムチ
2位 やきとり 豆ごはん 山菜飯 油揚げ味噌汁 ハリハリ漬
3位 クラッカー ハムステーキ ポテトサラダ たまごスープ
加熱材と水で 温めて食べる。
野外炊事(温食)
野外炊具1号での炊事
野外炊具1号(改)
野外炊具1号(改)(やがいすいぐいちごうかい) とは、
陸上自衛隊が保有する野外炊飯専用トレーラ(フィールドキッチン)である。
野外炊具1号(改)自体には自走能力はなく、トラックなどで牽引して移動する。
新型の変更点
野外炊具1号からの改装で、前装備からの変更点は
電気式自動着火装置の搭載
コンプレッサー 発電機 野外冷蔵庫 水道蛇口を装備
野外炊具1号との比較
水道蛇口装備により、水の供給が良くなった。
旧型はバーナー故障時でも使用可能であったが、新型は故障したら本体ごと後方支援部隊で修理。
旧型は発電機故障でも他の電源から供給できたが、新型はシステムが稼働しないので炊飯作業不可。
旧型は6釜同時炊飯ができたが、新型は4釜までしか同時炊飯できない。
屋根型天幕などで雨風を防ぐ程度では故障の可能性があり、屋内での使用を推奨されている。
全て新型に換装済の部隊でも、旧型の利便性を評価して予備扱いで保有している。
新型はハイテクになった分だけ、故障などがあった場合、部隊内で修理などができず、
堅牢性という部分では旧型に一歩譲るように思います。
派生型 野外炊具2号(改)
野外炊具1号のユニット(かまど)1個にコンプレッサーを搭載し、
移動用のキャスターを取り付けたもの。
ユニットとしての基本性能に変化はない。
約100名分の炊飯が可能で後方部隊等に配備される。
主に副食や汁などの調理に使用されることが多い。
自動点火機能を持ちタイマー内蔵で設定した時間経過後自動的に消火可能。
電源はコンセントによる外部電源を使用する。
出典:ウィキペディア(Wikipedia)
闘うためには食わなければなりません。
どんな状況下でも食わなければ闘えません。
食事は大切ですね。
読んでくれてありがとお。
タシュケント